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早大合格者の過去問活用法(文系・政治経済学部) 併願大入試
慶應義塾大・上智大の過去問対策

羽鳥 剛 さん
政治経済学部 経済学科
埼玉県立春日部高校 出身
2019年度 河合塾 秋葉原館在籍
大学受験科

過去問を解いた時期

基本は授業の予習・復習と早稲田大学の過去問を優先させました。ただし、早稲田大学の過去問は基礎が固まるまであまり解かないようにしました。

併願校である慶應義塾大学は第2志望でしたので、早稲田大学と同じく2学期・直前期をとおして対策しました。上智大学は特徴が強いので一気に解き、スピードに体を慣らしました。

大学別の演習量

慶應義塾大学

  • 経済学部 5年分(夏の終わり)
  • 商学部 3年分(1学期)※論文テスト 8年分(2学期)
  • 文学部 1年分(直前期)

上智大学

  • 経済学部 3年分(2学期)
  • 法学部 2年分(2学期)

成城大学

  • 経済学部 1年分(センター試験後 ※)

※大学入学センター試験は、2021年1月実施より大学入学共通テストになります。

大学・教科別に工夫した方法

大学ごとに問題の特徴が違うので工夫した方法を大学・教科ごとに書いていきます。

慶應義塾大学

早稲田大学が第一志望でしたので、少ない対策時間で効率よく点を稼げるよう努力しました。 ※河合塾の過去問分析については、慶大塾からご覧いただけます。

商学部

英語 基本的に素直な問題が多いです。しかし、後ろの空欄補充問題が特徴的でしたので3年分解き、慣らしました。
時制や複数形のミスは悔しかったので、過去問を解く前に必ず「時制・三単現」と口に出していました。

論文テスト 商学部は出題ジャンルが狭いので8年分解きました。数学的問題が多かったので、復習を何回もやり、解き方を暗記しました。

経済学部

英語 英作文がかなり特徴的です。試験時間が長いため、時間配分をいろいろ試しながら解きました。問題文に触れて作文するため、先に作文の主題を確認し、問題文の使えそうな箇所に線を引きながら解く練習をしました。その際、作文の主題に反対なのか賛成なのかを分ける工夫をしました。

小論文 幅が広く山を張れません。なので本文要約で点を稼げるよう力を多く注ぎました。
自由記述については、まずは自分で書きやすい作文のスタイルを確立するため、時間を気にせず解きました。その後、多くの社会問題に当てはまるような解答例を5ジャンルほど暗記しました。そして、課題文から暗記した解答例に持っていけるよう対策を取りました。答え合わせの際は、模範解答に書かれていることの周辺知識を調べると対応の幅が広がります。

日本史 記述が多いですが、範囲が決まっているので対策が立てられます。事前に記述問題をだす大学を調べました(慶應・経済、慶應・文、東大、一橋大、名古屋大を使いました)。そして、夏の終わりから一週間に2問、記述問題をノートに解きました。

その際、教科書を見ながら解きました。このとき、上下にはスペースを空けておき、周辺知識や詳しい説明が書き込めるようにします。さらに題名の下にマーカーを引き、時代ごとに色分けをすると復習しやすいです。また、関連した問題同士でページ数をメモするなどすると復習が深くなります。こうしてつくったノートを歯磨きのときに読み返していました。

文学部

英語 辞書の持ち込みが可能で、かなり特徴的な問題です。さらに試験時間が長いため、じっくり解けます。全問正解を狙って解きました。

小論文 経済学部と同じで、要約で点が稼げるようにしました。僕は直前期に問題を初めて見たため、イレギュラーな対策を立てました。まず問題を読み、設問を解かず答えを見ます。そして、問題文の答え部分に線を引きます。これを3年分やりました。これで要約の箇所の目星がつくようになりました。

上智大学

現国・古典 個人的には英語以上に厄介です。部分内容を聞いているのか、全体の内容を聞いているのかの見極めが重要です。過去問を解き、答え合わせをしながらどういった設問が部分なのか、全体なのかを自分で区別し、判断できるように練習しました。

漢文 上智大学の漢文は非常に長く、難しいです。過去問演習を通して、不明な部分を全体から推測する力と基礎で確実に得点する力を身につけました。

融合問題 一回、時間無制限で解き、どう解いたら一番効率がよいかを試しました。早稲田・文化構想や一橋大学の過去問が似た問題でしたので、それらの回数をこなし、慣れました。

英語 スピードが問われるので、本番の緊張した状態でも終わるようマイナス5分を目標に解きました。文法問題のひっかけパターンが15項目ほどに集約できるので、文法問題は10年分程をまとめて解きました。その後、一問ずつジャンル分けし、しっかり復習しました。過去問を解くと、会話文は実際のドラマや映画から引用されることがあることに気づきました。そのときは問題が難しく感じる傾向にあったので、以降は出典を確認して映画やドラマだったら飛ばすようにしました。

早稲田大学と似ていると思った問題

  • 慶應・経済の英作文と早稲田・政治経済の英作文
  • 上智・経済の古漢融合と早稲田・文化構想の国語
  • 上智と早稲田・政治経済、法の漢文

浪人生の方へ

慶應・経済は早稲田大学の併願にピッタリで、浪人生向けの学部です。以下、理由を挙げていきます。

  • 英語と日本史の全体配点が高い
  • 英語と日本史は記述が半分
  • 記述は慣れなので、時間がある浪人生のほうが有利

僕は夏前までは慶應・経済を本気で受けようと思っていませんでした。しかし、調べると少しの対策時間で点数が取れることに気づき、夏の途中から対策をし始め、合格することができました。正直、日本史と英語だけで点を稼ぎました。 浪人生なら夏の終わりからでも間に合うと思いますので、対策の時間が取れる人におすすめしたいです。

最後に

ゲームの世界でも一緒ですが、敵を最短距離で倒すには敵の分析が欠かせません。そして、過去問は分析するには最高の教材です。過去問を解き、自分と大学との距離を測りつつ、分析と対策を深めましょう。

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