早大合格者の過去問活用法 (文系・社会科学部)
併願大入試
基本の問題から始める過去問演習
- S.S さん
- 社会科学部
東京都出身
2016年度 河合塾 池袋校 在籍
私は夏休みから併願校の過去問を解き始め、秋から早稲田大学の過去問を解きました。
英語
早稲田大学や上智大学の英語は学部ごとに傾向の違いがあるものの、レベルとしては総じて難しいものです。そこで、夏休みは比較的簡単な問題で自信をつけて、夏休みが明けてからGMARCH(※)以上のレベルの問題を解こうと考えました。
※GMARCH:学習院大、明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大
私の場合は圧倒的に基礎力が足りていなかったため、東京女子大学や日東駒専(※)などの問題を解いて、基本的な問題を確実に取れるようにしました。
問題自体は解きやすくても、高得点を狙おうとすると単純なミスや読み間違いができませんので、プレッシャーの中で問題を解くことに慣れることができたと思います。
※日東駒専:日本大、東洋大、駒澤大、専修大
明治大学は一学部しか受ける予定がなかったので、直前まで問題を取っておこうと考え、他学部の問題をランダムに解いていました。
国語
現代文
問題形式は大学によって異なりますので、早い段階で過去問を解くか、流し見をして各大学・学部の出題傾向を把握することが大切です。
また、現代文は文章に慣れるしかないので、問題演習あるのみだと思います。速読ができたとしても、要点がつかめないのであれば意味がありません。過去問を使って、素早く読んで内容を理解する練習をしていくのがよいと思います。
古典
私は河合塾の古典の問題演習で、過去問を定期的に解いていましたので、わりと早い段階で併願校の出題傾向を把握していました。
そのため、問題を解いて自分に足りないところを見つけてつぶして……、というように地道に学習を進めていました。
日本史
日本史は「塾の授業がすべて終わるまでは、入試問題を解かないほうがよい」と言われていたので、初めて過去問に触れたのは12月中旬でした。
GMARCHなどであれば基本的な問題が多いので、改めて対策をするというより、間違えた問題に対して、「なぜ間違ったのか」を考えて次のミスがないようにする、といったように欠点の穴埋めに使えればよいと思います。
しかし、早稲田大学や上智大学のように問題のクセが強い大学・学部の場合は、慣れるまでに多少の時間を要しました。そのため、過去問を解く時期になったら、すぐに一年分くらいは解いて傾向を知ったほうがよいと思います。
併願校のレベルはさまざまですので、時期や自分の目標次第で過去問の使い道はいろいろあると思います。私のやり方も参考にしていただけたらと思います。
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