私の早大受験レポート(文系・政治経済学部)
受験校の選び方
受験計画は日程と問題形式を重視
- Y.T さん
- 政治経済学部 国際政治経済学科
東京都 出身
2014年度 河合塾 津田沼校 在籍
- 高校グリーンコース(高校生対象)
- 高校生を"早大現役合格"へと導く河合塾のコース
受験校選びのポイント
私が受験校を選ぶうえで重視したのは、日程と問題形式です。
日程
私は早稲田大学政治経済学部、次いで法学部を特に強く志望していたため、この2つの学部を中心に他の受験校を決めていきました。
まず日程を決める際に注意すべきことは
- 最長でも3日連続
- 志望度の高い大学・学部を連続の3日目にしない
という2点です。
入試は想像以上に体力を使います。そして主に2月に実施されるため、とても寒いです。日によっては雪などの悪天候から、移動の交通手段も混雑する可能性があり、受験会場に着くだけで一苦労です。
さらには本番の試験の緊張感のなか3科目受験するため、精神的にも疲弊します。試験後は大学構内や最寄駅周辺が受験者でごった返すため、追い打ちをかけるように疲労感を感じます。
このような状況のため、私は3日連続が限界であると思います。せっかく入試に行っても、疲れから集中が切れているようではもったいないので、それ以上は極力避けるべきであると思います。
また同様の理由から、特に志望度の高い大学・学部を3日連続の3日目などにするのは避けるべきであると思います。
問題形式
たとえ併願校であっても、一通りは過去問を解いて形式を知ったうえで受験すべきです。過去問演習を始めたら、早い時期に難度の低い併願校の過去問に取り組みましょう。
私は最終的に受験校を決めるうえで、その経験を生かしました。
具体的に言うと、志望度合いのあまり高くない併願校の中で、早稲田大学とは異なる独特の形式の問題を出題する大学・学部は受験を見送りました。やはり第一志望対策の負担になると考えたからです。
実際、志望度が高いところで独特の形式が出題される場合には優先して対策すべきですが、さほど高くないところでは他の学部や大学を検討してみることも一つの手であると思います。
受験校を決めるまでの過程
私は当時通っていた高校の担任や河合塾の担当チューター(進学アドバイザー)と度々面談する機会があり、そこで受験校に関する話をしました。そのチューターとの面談で、模試の結果と照らしあわせて、併願校を決めていきました。
その際に不安だったのが、MARCH(※)以下の大学・学部を安全校として受験しなくても良いか否かということでした。
当時の自分の偏差値と約25離れている学部の受験をすすめられており、その必要性に疑問を抱いていた頃でした。また、その学部が他の本命の日程に近いことも懸念材料でした。
相談の結果、その学部の受験は見送り、ゆとりを持った受験をすることができました。
※MARCH:明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大
受験生としては、かなり不安を抱くところだと思います。ですが、しっかりと早稲田大学の受験に向けて実のある学習をしていれば、併願校に関してさほど慌てる必要はないと思います。第一志望を中心に併願校を選ぶべきです。
受験スケジュール計画表

※学部・学科名、難易度ランク・得点率、入試科目は受験時のものです。現在は変更になっている場合があります。
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- 高校生を"早大現役合格"へと導く河合塾のコース
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