早大受験を乗り切るために(文系・文学部)
スランプ脱出法
直前期に陥ったスランプの打開策
- S.K さん
- 文学部
千葉県 出身
2017年度 河合塾 津田沼校
- 大学受験科(高卒生対象)
- 高卒生を“早大合格”へと導く河合塾のコース
大学受験科で通ったコース
皆さんは、スランプを感じたことはありますか? 私は現代文が得意でしたが、直前期にスランプに陥ったことがあります。今回はスランプに陥ったときの状況と、実行した打開策をお伝えします。
突然、12月に現代文の読解ができなくなる
現代文のスランプに陥ったのは、12月末でした。センター試験形式の現代文では、普段なら2つの大問を通して1箇所前後しかミスをしませんでした。しかし、スランプに陥ったときは読解がまったくできなくなってしまい、正答率が半分まで下がってしまいました。
早稲田大学の過去問を解いても手ごたえを感じられず、現代文が全科目の足を引っ張っている状態でした。特に現代文の論説文では、文章の要点がつかめなくなってしまいました。
センター試験の一週間前になってもスランプから脱出できず、とても焦りました。得意科目なのにスランプに陥ったことがショックでした。
講師やチューターに相談
スランプに陥ったとき、まずは現代文の講師にどうしたらスランプを抜けられるのか質問しました。次に、スランプに陥ってしまって落ち込んでいたので、チューター(進学アドバイザー)にどのように気持ちを保ったらよいのか相談しました。
勉強法としては、講師のアドバイスを参考にして基礎シリーズ(1学期)のテキストを復習しました。間違えた問題や、自信を持って答えられなかった問題は、「なぜ間違えたのか」を書き出してみました。
また、選択式の問題で答えを選ぶときに、その選択肢を選んだ理由も書いておきました。答えに至る過程を書いておくと、なぜ間違えたのかが目に見えるようになったので、同じ間違いを繰り返すことが減りました。
チューターからは、「『できない』と思わずに、『できる』と思って問題を解けばよいのでは」というアドバイスをもらいました。また、落ち着いて問題に向き合うように言われました。
スランプのときは「解けない」「もうだめだ」と思いながら問題を解いていたことに気がつきました。自分では思いつかなかった方法でしたので、そのアドバイスを実践したところ、正解できる問題が増えました。
文学部の試験日にスランプを脱出
このように対策をすぐに実行したものの、スランプを脱出するのにはとても時間がかかりました。結局、早稲田大学の文化構想学部の試験はスランプに陥ったままの受験でしたが、文学部の入試以降は調子を取り戻すことができました。
文化構想学部の試験から文学部の試験までは4日間あったので、基礎シリーズ(1学期)と完成シリーズ(2学期)両方の、苦手に感じた論説文をいくつか復習をしました。そのとき、河合塾の講師が教えてくれた、筆者の主張を読み取る方法を再確認しました。また、苦手な問題をどのように間違えたのかを改めて見直しました。
講師が言っていたことを思い出しながら復習したおかげで、文学部の入試ではスランプに陥る前と同じように現代文を読むことができました。
最後に
スランプに陥ったと感じたら、一人で悩まず、講師やチューターに相談するとよいと思います。自分では見えてこなかった脱出法が見えてくるかもしれません。
また、それまでよりも丁寧に復習しましょう。間違えてしまうポイントがわかったり、正しい読解方法が再確認できたりします。
このように、入試の期間になってもスランプを脱出できる場合があります。最後まであきらめずに復習や見直しを続けるとよいと思います。
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