早大受験を乗り切るために(理系・先進理工学部)
1学期の過ごし方
朝型生活と苦手対策のすすめ
- A.I さん
- 先進理工学部 応用化学科
埼玉県 春日部共栄高校 出身
2013年度 河合塾マナビス 春日部校 在籍
- 河合塾マナビス
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1学期の学習スケジュール
授業時間
自習時間

1学期の過ごし方
スケジュールの立て方
スケジュール表を見て、「え!? こんなに勉強しないと早大に受からないの?!」と思いましたか? あくまでも上のスケジュールは一個人のものなので、これに合わせても意味がありません。大切なのは自分にふさわしいスケジュールです。
いきなり、ぱぱっと受験生活のスケジュールを一人で作ることは難しいです。ゆっくりと時間をかけ、いろいろな人と相談し、試行錯誤しながら作ってください。
生活リズム
規則正しい生活を送ってください。なるべく同じ時間に起床・就寝するほうがよいでしょう。でたらめな時間に寝たり起きたりすると、体調が崩れ、記憶力や集中力の低下が生じ、風邪も引きやすくなります。
また、朝型をおすすめします。というのも、多くの入試が朝早くに始まるからです。入試日にエンジンをかけられないのは残念ですから、朝型にして入試に備えましょう。
朝は、数学で頭を働かせました。英語は、時間がたっぷりあるときは長文読解を、時間があまりないときは単語学習をしていました。
夏休みまでに勉強のルーティンをつかみましょう。
各教科の時間の比率
英語 35%
数学 30%
化学 15%
生物 10%
地理 5%
国語 5%
理由
私は英語が得意教科でしたので、英語を武器にするために毎日、重点的に学習しました。電車やバスの移動時間にも単語やイディオムの学習をしていました。
数学は理系ならば絶対苦手にしてはいけない教科ですので、しっかりやりました。この時期は数学IIICの予習・復習に充てていました。数学IIICはわりと得意な方でしたが、それは問題のパターンがそれほど多くなかったからだと思います。
問題は、数学IAIIBのほうでした。これらは基礎知識が簡単ですので、その分、問題は難しく作られます。そのためもあって模試では、数学IAIIBで点数がブレてしまいました。当然ですが、模試では「この問題は数学Iの範囲である」などとは示されません。
理科は得意教科でしたが、あまり時間を費やしても入試では大きな点数を期待できないと考えていました。この頃は、難関大(旧帝大を除く大学)の記述試験レベルの問題に取り組んでいました。
地理はセンター試験で使うだけでしたので、授業の予習・復習のみしかしませんでした。そのためか、センター試験の過去問の点数が70点ほどしか取れなかったので、焦って猛勉強しました。
国語は苦手教科であり、なかなか点数が伸びませんでした。対策しようにも時間が足りず、手が回りませんでしたが、古典については、古語単語や漢文の句形を学習していました。
授業で扱う教科書の古典で十分だと思っていましたが、自主的に参考書や問題集でもう少し力をつけておくべきでした。文系学部の記述試験対策をしておくと、奏功するのではないかと思います。
反省
国語をもう少し対策しておくべきでした。特に、古文はセンター試験直前に対策していたため、痛手を被りました。1学期はとにかく苦手教科を潰しておくとよかったと思います。
得意な教科は夏以降でも焦らずに集中でき、伸びるところまで伸びます。しかし、不得意な教科は時間の切迫から、なかなか集中できませんので、今のうちに対策しておきましょう。
休憩時間について
質のよい勉強時間を作るための休憩時間と考えていました。たとえば、友達に迷惑がかからない程度に談笑したり、先生に雑談に付き合ってもらったりしていました。これらは他人を必要としますので、都合よく「あ、もう休憩終了だ。また今度ね」などとはできないので気を付けましょう。
一番おすすめなのは、散歩です。散歩は、何と言っても自分の都合で開始・終了できることが魅力です。散歩中は横を急ぐ学生やサラリーマンをよそに、平穏な時を満喫していました。
特に土曜日と日曜日は1日3回くらい散歩していました。実際は、上記のスケジュールの勉強時間内にも、たまに散歩を挟みました。集中力が回復するまで、のほほんと歩いていました。
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