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早大生、海外へ行く 第1回 海外ボランティア

文化構想学部 M.Yさん

海外ボランティアに参加すると決めたのは、大学1年生だった2014年10月でした。その頃の私は、大学生活にも慣れ、なんだか退屈な日々を過ごしていました。そして、4月に感じていた“何もかもが新しく刺激的な毎日”を懐かしく思い、漠然と「何か新しいことを始めたいな」と考えていました。

気軽な気持ちで参加

そのようなときに、大学で開かれていたボランティアフェアに参加しました。このボランティアフェアでは、春休みに参加できるボランティアについて、いろいろな団体の説明を聞くことができました。
私は元々海外や英語に関心がありましたので、その中でも海外ボランティアに魅かれました。期間は1カ月で、費用は滞在費と航空券を含めて12万円でした。そのため、「この費用で海外に行けて、さらにボランティアができるなんて一石二鳥」と思い、気軽な気持ちで決断しました。

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授業の様子

刺激的で充実した日々

私が参加した海外ボランティアでは、マレーシアのボルネオ島サバ州に行き、現地の学生と一緒に活動しました。このときは、現地の学生20人、日本からのボランティア14人が参加しました。言語については、すべて英語でコミュニケーションを取りました。

活動内容は、教育が受けられない小学生くらいの年齢の子供たちを対象とした“教育支援”です。主な活動は3つありました。

1つ目は、現地の学生と協力して教育支援企画をつくり、子供たちに授業を行うことです。英語の歌や計算、折り紙、紙芝居による保健の授業(喫煙や薬物の危険性)、塗り絵ドリルで色に関する英単語を学ぶ授業、日本文化の授業を行いました。
授業の際、子供たちはマレーシア語しか話せないため、現地の学生に通訳をしてもらいました。

2つ目は、教育を受けられない子供たちの現状を伝えるため、現地の大学でプレゼンを行い、学生たちと交流を図ることです。
なぜプレゼンを行うのかというと、現地の協力団体を増やすためです。今回参加している現地の学生が所属する大学にも、これまでの渡航でプレゼンを行いました。それがきっかけで教育支援団体ができ、現在協力してくれているという経緯があります。そのため、そのような現地の協力団体を増やすために、違う大学でプレゼンを行いました。

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折り紙

3つ目は、子供たちや親たちにインタビューを行い、リサーチをすることです。

こうした活動を現地で行いました。とにかく毎日が刺激的で充実していて、あっという間に過ぎてしまったことを覚えています。

心の葛藤

インタビューするために子供たちが住んでいる村を訪れたときは、貧困の現状を目の当たりにしました。子供たちは木で作られたもろい家に住んでいて、周りにはゴミがたくさん放置されていました。悪臭も漂っていて、衛生環境はとてもひどかったです。しかし、そうした環境下でも子供たちは笑顔で走り回っていて、複雑な気持ちになりました。

そして、ボランティア活動を行いながら、自分たちの活動の意義を何度も考え葛藤しました。というのも、教育を受けられない子供たちがいる現状は、自分たちだけの力では何も変えられないからです。その背景には、政府や移民問題などさまざまな要因が絡んでいます。

このような心境のとき、現地の学生に「君たちのおかげで学校に行けない子供たちがいることを知ったよ」と言われる機会がありました。この言葉がきっかけで、「現地の学生たちの心に影響を与える限り、私たちの活動は意義があるし、続けていく必要があるな」と思うことができました。

自分を変えるきっかけに

ボランティア活動を通して、東南アジアの様子や貧困の現状を目の当たりにし、いかに自分たちが裕福な生活をしているかを身に染みて感じました。また、現地の学生たちと交流する際は、英語で意見を伝えなければなりませんでした。そうした中で、自分の英語力が足りないことも痛感しました。

この海外ボランティアに行くまでは、「大学生の間に英語が話せるようになりたいな」と漠然と思っていました。しかし、この経験から自分の英語力が足りないことを痛感し、留学したいという思いが強くなり、留学の準備を始めるきっかけとなりました。

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プレゼン
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