早大合格者の過去問活用法(文系・商学部)
併願大入試
MARCHも難度が高いので着実に対策
私が併願校を決めた基準は、“もしその大学に通うことになっても、納得できるかどうか”です。その点を考慮して、私は学ぶ内容を優先しました。そのため、興味のない学部は受験していません。
基礎固めができた科目から過去問を解く
私は大学受験科に入塾した4月に、受験すると決めていた大学の最新年度の過去問を確認し、科目によって過去問を始める時期を変えました。
英語・国語
英語と国語は2学期から過去問対策を始めました。基礎固めができていないのに、いきなり過去問に取り組むのは時間の無駄になると考えたからです。
また、早稲田大学の過去問を解く前に、MARCH(※)のなかでも難度の低い大学から過去問から解き、5年分くらいやりました。
現代文の授業のとき、講師に解いておいたほうが良い問題を教えてもらえたのは役立ちました。
※MARCH:明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大
英語と国語の過去問は、試験時間を気にしながらやっていました。早稲田大学に比べると難度は下がりますが、時間が厳しいところが多かったので、5分前に終わることを目標にしていました。これは時間感覚や配分を考えるうえで役立ちました。
政治・経済
政治・経済は高校生のときから好きで関心があったので、1学期の早い時点からスキマ時間を使って過去問を解き、知識のヌケがあったら補強していく方法にしました。どこの大学の問題を何年分やったのか把握していないくらいやりました。
私はある程度の知識があったのでこの方法で問題ありませんでしたが、一般的なペースで政治・経済を学んでいる方は知識が定着してくる2学期以降に取り組んだほうが効率がよいと思います。
最後に
早稲田大学を第一志望にしていると、MARCHで確実に合格したいところですが、MARCHの入試難易度が上がっているので合格することは簡単ではありません。併願大学の対策にも十分配慮して、今やるべきことは何かをしっかり把握し、計画を立てて着実にこなしていきましょう。
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