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私の早大受験レポート(文系・商学部) 受験校の選び方
早稲田の受験スケジュールのコツ

M.I さん
商学部
東京都 高輪高校 出身
2013年度 河合塾 新宿校 在籍
高校グリーンコース

受験校選びのポイント

入試本番が近付くにつれ、現実味を帯びてくる受験校選び。これが意外と難しく、すんなりとは決まりません。ポイントは多岐に渡りますが、中でも一般的とされるものについて、私の経験と照らし合わせながら検証していきたいと思います。

受けたい大学・学部を受ける

はじめに、皆さんには「通いたいと思える大学」「ぜひ受けておきたいと思える学部」を何よりも最大の優先事項としてとらえて選んでほしいと思います。受験校選びにあたっては、以下に記すようなさまざまな現実的要素を考慮する必要はありますが、あくまで重視すべきものは自らの熱意。この点を見失うことなく、意志を貫き通してください。

やってみなければわからない、それが大学受験です。他人からは無理だと言われても、いざ挑戦すればできるかも知れないわけですから。

連日受験を避ける

これは、アドバイスとして最もよく聞くものではないでしょうか。私自身も「長くて2日連続が限界、3日連続などもってのほか」と聞いたことがあります。
とはいえ実際のところ、3日連続での受験は十分に可能です。もちろん体力は消費しますが、試験そのものは朝から始まったとしても夕方には終わります。帰宅後に休む時間は大いにありますし、決して無理ではありません。

単に日程的な問題だけで受けたい大学・学部をあきらめるくらいであれば、当日の体力を信じて勝負に出るべきでしょう。実際、私は3日連続受験(2月15~17日)の後に1日休みを挟んで、再び3日連続(19~21日)という非常にハードな日程を組みましたが、こなすことは可能でした。

一方で、それなりの疲労を覚悟することが必要です。前半の3日連続受験の最終日である早大文学部入試では、前々日・前日の手ごたえが壊滅的だったこともあり、精神面も影響してか「今日が終われば明日は休み」という一点を強く意識しながら、どうにか試験会場にたどりついたことを覚えています。
いざ試験が始まってしまうと気にならなかったのですが、「3日連続なんて余裕」と息巻いていた割りには、やはり疲れるのだなと実感しました。

ちなみに、2度目の3日連続受験では、最終日の前日に早大文化構想学部の発表がありました。無事合格していたため疲れが吹き飛び、最終日にハードスケジュールを実感しませんでしたが、不合格だった場合には、相当に辛い最終日を迎えていたであろうと容易に想像できます。

何より日程にとらわれて受験を断念することはあってはならないと思いますので、あまり考えすぎずに受けたいところを優先して受けてほしいところです。しかし個人差はありますし、精神面の影響も含めて、やはり3日連続が限界かも知れないということは付記しておきます。

難易レベルに配慮する

いわゆる「日程が進むにつれて、少しずつ受験校のレベルを上げていく」というもの。これは、私大専願の場合は、MARCH(※)の後に早慶大の試験があるため、自然と実現しやすいです。
ここで、どの難易度の大学まで受けるのか、という点が焦点になってくるでしょう。MARCHであれば、入試方式にもセンター利用、全学部統一、個別と3種類あり、これらをどう組み合わせるかも重要です。
※ MARCH:明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大

基本的な姿勢としては、まずセンター利用でMARCHの合格を取りに行く。足場を固めたうえで、日程的な問題も考慮しながら全学部統一入試や個別入試を“練習”も兼ねて受験する。そして、万全の態勢で早大入試へ臨むのがよいでしょう。

日程を考慮する例を挙げると、私は明治大法学部を全学部日程で受けました。これは個別日程だと早慶大入試に続いて4日連続になってしまうため、あえて全学部日程を利用しました。
全学部日程の特徴は、(1)早めに実施される、(2)試験問題が個別日程に比べて簡単とされるため、高得点争いになりやすい、の2点です。また、一度の試験でいろいろな学部を併願できるので倍率も上がります。早大志望者であっても楽ではないことを意識しておいてください。

合格発表日や手続きも考慮する

ここでもう1つ考えたいのが、合格発表日や試験日、さらには入学手続き締切日の位置関係です。
私の受験当時、志望校の中で個別日程試験の前にセンター利用や全学部統一の合格発表が行われるのは、明治大法学部のみでした。前述の通り私は個別日程を受けませんでしたが、事前に他方式で受験しておきながら、結果がわからないばかりに念のため個別も受けなければならないという重複は、無駄が多いと思います。
ただ、現状ではそのような日程をとる大学が多いため、避けられないものでもあります。

入学手続きの締切日は、立教大が2月末なのに対し、明治大はセンター利用・全学部・個別いずれも3月初頭のため、早大入試の結果を見てからの対応でも間に合いました。こうした点も十分に見極めたうえで、後悔のない判断を心がけましょう。

一般には「安全校2、実力相応校3、挑戦校2」が理想と言われています。「安全校」として成蹊大などの受験も考えましたが、現役合格よりも早大へのこだわりの方が強かったため、MARCH以外は受験せず、センター利用についても興味のあった明治大に絞る形をとりました。
私の場合は、ややリスクの高い選び方でしたが、皆さんも何を重視して受験するのか、しっかりとした自分の軸を持って考えてみてほしいと思います。

配点に注意する

合否を決める重要なカギとなるのが配点です。基本的に英語が一番高いのは変わりませんが、国語と英語が同じ比率になる、日本史が国語と同等など、かなりのパターンがあります。

私は、合格した早大文化構想学部の自己採点を見て、配点がいかに重要なものかを肌で感じました。「6割が合格ライン」とされる中で、英語が3割程度しか得点できずに絶望的だったのです。ところが得意な国語は9割に及ぶ驚異の正解率で、「国語だけで受かった」ことが目に見える結果となりました。国語に英語と同等の配点がなければまず起きなかった奇跡でしょう。

一方、早大教育学部には特定科目の点数が1.5倍換算されるなど、一種の「得意科目重視型」で受験できる学科がありました。そこで私は、得意な国語で一発逆転を狙い、国語国文学科を受験しました。
特定科目が重視されるため、プレッシャーが強くなるのではと心配していましたが、実際のところほとんど影響はありませんでした。
もちろんここでも「受けたいところを受ける」ことは重要ですが、やや戦略的な視点に立って受験校を選ぶことも考えてみてください。

最後に、受験スケジュールを考え始めた時期についてですが、チューター(進学アドバイザー)からの指摘もあって9月頃に漠然と考え始めました。そして、密に組み上げたのは11月頃、河合塾で受験予定カレンダーを配られてからでした。
これまでまったく受験日程について考えたことがないという場合には、今の段階で一度確認しておくことをおすすめします。

願書は、明治・立教大については大学で入手し、早稲田・慶應大については書店で入手(※)しました。願書を書くのは年末年始で勉強に身が入りにくい元旦前後が理想的ですので、年末までに準備しておくとよいでしょう。
書くだけで満足してしまいがちな願書ですが、センター利用入試などの場合は締め切りが他方式に比べて早いため、注意が必要です。私はかなり油断していて、直前に速達で郵送する事態となりました。

※2017年度入試より「インターネット出願」に変更となりました。

受験校を決定する段階から全体を通して言えることですが、念には念を入れて慎重に確認し、保護者との意思疎通も図りながら丁寧に進めていくことが重要です。合格にあたって欠かせないプロセスになりますよ!

受験スケジュール

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※学部・学科名、難易度ランク・得点率、入試科目は受験時のものです。現在は変更になっている場合があります。

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