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早大受験を乗り切るために(文系・商学部) 志望にあわせた対策
過去問を解くのに最適な時期は?

M.I さん
商学部
東京都 高輪高校 出身
2013年度 河合塾 新宿校 在籍
高校グリーンコース

志望学部を考える

早稲田大学は中学生の頃から憧れを持っていたものの、どのような学部がいくつあるのかもよく知りませんでした。ようやく具体的に意識し始めたのは高校3年生の夏休みでした。時期も時期だけに、教科ごとの配点といった現実的な面に目が向いたことと、大学別に特化した塾の授業において、学部ごとの特徴に関する説明が多く出てきたことが影響しました。

私のように「とにかく早稲田」という人は決して少なくないと思います。もちろん、自分が興味のない分野を扱う学部まで受ける必要ありませんし、受けるべきではありませんが、「ここなら楽しく勉強できそう」と少しでも思える学部に関しては、積極的に狙っていくべきでしょう。私の場合は6学部(政経・法・商・教育・文・文構)を受験しました。

過去問の取り組み方

過去問は夏休みが明けてすぐに、できれば8月末頃から本格的に始めるのが吉です。この考え方はお世話になった担当チューター(進学アドバイザー)と英語講師のアドバイスに強い影響を受けたもので、受験生当時の私も実践しました。

8月末は早いと思われるかもしれませんが、過去問対策には時間がかかるので早くから始めるべきです。私は3教科6学部、これを5年分ずつ解いたのに加え、最新2年分を直前練習に使いました。しかもただ解くだけでは意味がなく、丁寧に解説を読み込んで傾向を実感していく必要があるのです。「早大受験は2,3学部だけ」という人でも、他大の過去問に取り組むことを考えたら条件は同じです。

いきなり過去問を解き始めるのではなく、問題集などワンクッション置いたうえで過去問に取り掛かるやり方が一般的ですが、私はおすすめしません。強いてワンクッションを置くならば、それは夏期講習の授業と、その予習・復習とし、志望大学の入試問題のレベルに早く自分を合わせていくことが大事です。
さらに言えば、難易度の低い大学の過去問から順々にレベルアップしていくことも必要ありません。あくまで最初から、早大のレベルに触れ続けること。これが最終的には、実力相応校や安全校の最も有効な対策になります。

また他大学他学部を含む全教科に言えることですが、1年分の過去問を通してこなすことにこだわる必要はまったくありません。むしろ、教科の中でも分野別に分けて、それこそ大問単位で区切って取り組むことをおすすめします。時間的に余裕のない現役生にとっては、細かく区切って少しずつ消化していく方がメリハリもつきますし、現実的です。

過去問を解く順番

全教科を通して言えることですが、学部併願の場合は志望順位の高いところを後回しに、あとはそれぞれの問題レベルを比較して、取り組みやすい順に並べるのが私の鉄則でした。
以下に掲げた順番はこれらの要素を考慮して私が取り組んだ順番ですので、計画を立てる上での参考にしてもらえればと思います。

また、受けない学部は最新年度を含む3年分、受ける学部は最新2年分を除く5年分(過去問集は7年掲載が標準のため)を計画に組み込みました。順番としては、古い年度から新しい年度に移っていくイメージでよいでしょう。

英語

(社学)→(人科)→文構→文→商→教育→(慶應・商)→慶應・法→法→政経→(国教)

国語

商→教育→文構→文→政経→法

日本史

(国教)→(人科)→(社学)→文構→文→教育→商→法→政経

教科ごとの対策

英語

まずは長文問題を仕上げることに力点を置いてください。その他の分野に関しては、冬頃にまとめて取り組んでも十分間に合います。入試英語のメインはあくまで長文読解です。とにかく本番レベルの長文を数多く読みこなすことが大切です。

国語

私の場合は、古文の講師から「古文に関しては慌てて過去問を始めるのではなく、2学期でも中盤までは講義での実践練習(初見の文章で設問に正解する練習)を丁寧に」との指示がありましたので、秋からはまず現代文を優先して取り組むことにしました。
漢文に関しては、独立した問題が少ないこともあり、現漢融合であれば現代文と一緒に、古漢融合であれば古文と一緒に取り組むことをおすすめします。

日本史

とにかく過去問で数多くの問題に触れることが重要です。地歴は「似たような問題」に遭遇する可能性が他教科よりもはるかに高いからです。過去問を見るとわかりますが、「この用語に関しては○○年の××学部でも出題された」といった記述がたくさんあります。
特に早大日本史は、思考の練習を積むことが必要です。たとえばMARCH(※)クラスなら、知識だけで解けるような、いわゆる“一問一答”型の出題が多いです。つまり、そもそも知っていることが問われるわけです。
※MARCH:明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大

一方の早大日本史は、基本的な知識に加えて、それをもとに“考えて”解く力が要求されます。「知らないことが問われるが、知っていることから答えを導き出す」、この作業の経験値を過去問を解くことによって貯めることが欠かせません。
「徹底的な基礎力」(ミスしない力)+「応用的な思考力」(アタマを使う力)、この2つが早大日本史攻略のカギです。

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